昨夏は福岡に台風が来なかったせいか、大濠公園の柳の木もすくすくと
そして新芽が綺麗な緑色でした。
震災後、日本各地は復興支援で働きかけをされている方々には頭が下がる
思いと、日本が再生される一歩一歩にこれからの私達が何らかの援助
活動が出来る様。。。
日に日にそういう思いが募って来ます。
先週末からは、彼岸。
春分の日の昨日には、ちょっと気を休め、雨の中大濠公園を散歩がてら
福岡市美術館へと。。。
その途中で見かけた柳の木。
そういえば、お稽古に通ってた時の事、この季節茶席に掛かってたこの
禅語を思い出しました。
『柳緑花紅』 (りゅうりょくかこう):やなぎはみどりはなはくれない
と読みます。
物事が自然のままに人の手を加えられていない事の例えで、柳は緑を
なす様に、花は紅に咲く様に。。。
この世の物は、種々様々に異なっており決して、柳と花は交わらないと
言うことも。
自然の摂理に従って誰に頼まれた訳でもないのに春になると色付き始める
柳や花。
命の貴さもありますが、自然には勝てない。
そんな事を思いながら、福岡市美術館へとTEKU TEKU。
お目当ては、
ハンブルグ浮世絵コレクション展
このイベントは福岡市博物館と美術館セット券も販売されています。
今回は、美術館オンリーでしたが、本物の広重の『名所大江戸百景 大はし
あたけの夕立』は、凄く雨が繊細であり勢いがありました。
歌川広重
雨でどんより曇った大濠公園の緑の柳は、みずみずしく何かしらの
生気を感じました。
そして今日の福岡は桜の開花日だった様ですね!!