本日も晴天なり!
余りにも気持ちの良いお天気、家にいるのは勿体ない。
『さあ何処に行く?』と何も計画の無いままお出かけ!
行き先はとりあえず唐津。
唐津は、とにかくレトロな町。
そして、商店街や昔ながらの良い建築物もきちんと保存されている。
そんな中でかまぼこやさんをパシッ!
『昼食は何処にしよう?』前々から行きたかった、うなぎの竹屋
本日は残念ながら店休日でした。
入れないとなると思わずシャッタースピードが...
次回の楽しみに...
とっておきのお店ですよ〜。
海へ海へ真っすぐ歩いていると、本命の『旧高取邸』の炭坑王
高取伊好が娘『静』夫婦の為に建てたお屋敷『舞鶴荘』を...
昭和37年に九州電力の保養所として現在もしようされている。
今度縁があって泊まる事も出来るかもしれない?
旧高取邸に到着!
噂には聞いていましたが、炭坑王高取伊好が作り上げた美の世界は
一言ではとても言い表せないくらい完成度が高くユーモアあふれる
ものでした。
日本の宗教、文化の良い所と海外で取り入れて来た近代文明のいたる
ところまでもを、しつこくないくらいに創意工夫させているセンス。
館内は、写真撮影禁止なので実際に目でみていただくと何もかもが
伝わってきます。
日本は昔より、屏風絵などは有名な日本画家に描かせている。
この高取邸もふんだんにその趣きが建具や欄間、襖絵、杉戸絵に
いたるまで、季節の植物や動物などが点在する面白い空間です。
しかし、この高取邸つい何年か前までは、後継者の親子が2人で
住んでいたらしいのです。
こんな広い大邸宅でも、開かずの雨戸のお部屋が沢山あったらしく
維持に悩んでいたところを
1人のカメラマンと高取家の方との出会いと自費出版した本の紹介も
あり国指定重要文化財に指定されてのだそうです。
美意識というのは、現在でも中々個人差はある物の、本物志向
無理をしないデザイン、最近のグラフィックや看板のデザインなど
環境を考えていないものが多く目立ちます。
日本人は日本の文化をもっと大事にし、昔からある良いものを
伝承していく事が大切だなあ...と考えさせられた1日でした。
まだ、唐津シリーズ続きます。
今夜はこの辺でおやすみなさ〜い。