博多の総鎮守櫛田神社 節分際の御奉仕に行ってまいりました。
茶道南坊流と櫛田神社は切っても切り離せない関係なのです。
朝、9時集合。
まずは、お福の正門をくぐります。
節分際にお超しになる特別御祈願の御客様に対して、お茶を
お出しする事が、目的です。
場所は社務所の2階の会場。
御祈願を受けられる前に、裃と袴をお召しになられ、
紅白のボールに御自分の願い事を書きます。
各自それをお持ちになり、御祈願の後メインイベント豆まきを
されます。
こんな紅白のボールです。
これを、お書きになりお神酒とお抹茶を戴かれてから、御祈願を
受けられます。
その控え場所のような所が茶席になって御点前も
あります。
いつも芸者姿の装い『ばさらの会』の皆様。
節分行事にはこのようなお姿の会員さん達がわんさかいらっしゃいます。
NPO法人みたいで『人間つくり』『根っ子教育』『食育』の原点を
振り返り活動。世直しが目的のようです。
これが終わると豆まき。
私達奉仕者も順番で豆まきに参加させて頂きます。
私も、今回で4度目の豆まきになります。
本当に運が良いのか何なのか? 神様になった様な気分が味わえます。
ステージは、こんな感じ。
そして、豆まきと言えば博多座で講演されている役者さんです。
本日の登場予定時間は、午後4時30分。
社務所の前まで、黒塗りの車で1台ずつ入場されるのですが、
今回は3名。
この方々が、豆まきまでに待機されている拝殿横のお部屋にて
お茶をお出しします。
中村獅童、市川染五郎、市川亀治郎の3名。
私は、染五郎さんにお茶を出させて頂きました。
ちょっと役者さんがお部屋に入って来られる瞬間とご様子。
中村獅童ヘアーキンキンですが、ファッションセンスも抜群。
カッコいいの一言。オ〜ラがありました。
3人とも、小顔でスタイルが良い!!
今回は、和服で無く洋装でしたのでそれぞれの個性が出ますよね!
最後は、櫛田神社の方からの御接待が振る舞われます。
直会(なおらい)と言います。
奉仕をして頂いた方々に対しての『博多水炊き』が出されます。
七輪でクツクツと炊いたスープ炊きは、風情があって美味しい。
流石に円卓が12組。延べ人数100名を超えます。
こんなに寒い1日でいたが、宴会場にはクーラーが付きました。
宮司の御挨拶。
最後は、祝いめでたと博多一本締めで終わります。
博多界隈の承天寺のご住職、山笠進行会の皆様、南坊会も含めてですが
まるで節分というより山笠色一杯でありました。