12月13日は事始め。正月の準備そろそろピッチをあげる
頃でしょうか?
そんな中ですが、お茶は忙中閑。
クリスマスも近いとあってか、Norikaさんの素敵なお着物姿を
アップさせて頂きます。
大島に文様の入った半幅帯。モチーフも可愛いしなんと真っ赤な
帯揚げが粋です。
持ち出す瞬間の立姿。袱紗のオレンジが妙にピリッと光ってます。
お点前姿も中々イタに付いてきました〜♬
今日は、プライベートレッスンだったので趣味の話や雑学の話で盛り
上がりながらの数時間。
冷えて来ましたね〜。
気温が急降下してる様子はガラス窓を見れば分かります。
寒波到来?
さて師走のお床は『無事是貴人』を掛けさせて頂きました。
黒門庵の様な正式でないお床には、勿体ないお軸ですが、気持ちだけでも...
無事とは、今年も1年無事に終わりました〜。と言う意味ではありません。
何事も平常心を持って無造作である事、迷いはおろか、悟りも止まらず
ありのまま...
何もかも究め尽くして無作無心で何事も出来るよう高貴な境涯に到達
した人を真の同人とか貴人と言うらしいです。
つまり、無事の人は心にゆとりのある人とか、人間の貴さに目覚めた
人というべきで、その反対を有事(うじ)の人と言います。
良い言葉ですね!!
中々、日常でこのような気持ちになる事は難しいかと思いますが、人を
思いやるという意味では一緒。
自分自身も今年1年を振り返ってみる良いきっかけになる言葉です。
お花は、南京黄櫨の白い実とトルコ桔梗を萩焼の竹のモチーフの花器に
生けてみました。
真塗りの長板に染付けの水指。
お菓子は、先日黒門庵でもお出しした大手饅頭。
岡山市の銘菓です。池田の殿様が伊部焼の茶器とこの伊部屋の大手饅頭を
必ず茶会に使っていたそうです。
菓子器は、これ又頂き物なのですが、もう今は亡き鬼丸雪山。高取焼に
なります。
茶の湯コミュニティ〜に参加してたオフ会で雪山氏のお孫さんに当たる方
から頂きました。
お干菓子は、初めて求めるのですが長野は松本の開運堂製『真味糖』と
京都の千本玉寿軒『かがみ石』(Eikoさんお土産)を使わせて頂きました。
明日も夕方から別グループのお稽古があります。
ちょっと又気合いを少し入れて...
頑張りま〜す。