昨日の話になりましたが、マユミ〜ヌ送別茶会は予定通り行う事が出来
ました。
おいで頂いたお客様には、大変(驚)あったかと思いますが、
有難うございました。
1月21日金曜日、夕方ご当人マユミ〜ヌより連絡があり『インフルエンザ
にかかりました〜。どうしましょうか?』との事でした。
その日は、出先で夜遅くまで打ち合わせ等もあり、頭の中が少しパニクリ
ましたが、茶会は中止に出来るものではないと判断し、ご当人の居ない中
行う運びとなりました。
とっても残念でしたが、仕方ありません。
生きていたら色んな事がありますからね!!
マユミ〜ヌは、インフルエンザ3日目になり、少しずつですが回復に
向かってる様です。
この1ヶ月くらい、私達との思い出作り以外にもお引っ越しの手配や雑用等
気が治まる事がない...
いや〜大分疲れてたんだと思います。
神様からきっと身体を休まれよという事だったのでしょう!!
お茶会に関しては、昨年末より考えていましたが、日程も決まりバタバタと
趣向を考えていました。
今回は、李惠さんの屏風...数年前にタートルベイさんで作品展をされた時の
物を使わせて頂きました。
その屏風に合わせての今回のお題を
李惠さんに考えて頂き
『千里同月』という言葉になりました。
禅語で千里同風という言葉がありますが、千里の彼方まで同じ風が吹いて
いるかと如く、住む処は違えども同じ月を眺める...
私達、いつも夜会ってお月見したり、ワンノ〜トkanaで歓談したりと
アフタ〜を楽しんでた仲間です。
そういう思いも込めてこの言葉になったのです。
そして月と松もテ〜マに...マユミ〜ヌはマツザキさんだから...
(これ偶然かもw)
そして香合は、『結』の香合。織部焼です。『結』はちぎりを深める
意味合いとして古風な愛情表現ですが...
お花は、初春にちなんでネコヤナギがちらほらしてました。
これを見ると春がすぐ間近というかんじですが、こんなに寒いと一層
その気持ちも強くなります。そしてピンポン菊。
満月の様な可愛い形です。
花器は、祖父の作品で竹の一重切り...利休好みであります。
そして李惠巨匠の『matsuの屏風』大胆で元気が出そうな作品です。
真塗りの長板に水指一つ置にしました。
棗は八角棗。中に金箔が貼ってます。
私は、中国人ではありませんが、8という数が大好きです。
漢字の八は末広がり...数字の8無限大
茶碗は、平安で金がちりばめられています。
『金』は良く金沢出身のマユミ〜ヌがお土産に買って来てくれた金箔を
お酒の中に浮かべた事もあったっけ?
な〜んて自分なりに思いがありました。
茶杓は、『千代の友』
棗と茶杓共に祖父の作品になります。
お菓子は、唐人町にある老舗の加美家さんで特注しました。
銘は『松ノ月』と付けました。
純銀の丸皿にお顔が映るのも粋な計らいになりましたよ。
まずは取り合わせについてご説明させて頂きました。
後ほどは、お席の様子を...