福岡市南区大橋にある器らくや悠遊さんで開催されています企画展に
行ってまいりました。
ギャラリーの大庭さんよりの御案内で『是非一押しの漆作家さん』との
事で10/1〜2の2日間だけ在廊。
sowa sowaと出かけてまいりました。
今日は、凄く目の保養をさせて頂きました。
まずは作品からど〜ぞ!!
目が飛び出る程の漆の大皿ですよ。作家さん曰く、このお皿に上質の
お米で炊いたおむすびを載せておむすびパーティーをするのだそうです。
回りにはお椀に入れたお味噌汁なんかも?
質素だけど贅沢なこだわり〜。。。
今回のDMはこのお敷と枕みたいなお皿&豆皿と箸を写真に掲載されて
いました。この枕の様なお皿も何だか御本人曰く刺身を頂く時の
シチュエーションで。。。前の豆皿には塩と醤油を少し。。。
どの作品を見ても目から鱗&計算されたデザインと制作の行程をお聞きする
となる程なあ〜とうなずく事ばかりだったのですが。。。
作家さん元々、塗師としてスタートしたらしく輪島で修行されている方です。
やはりお話をお聞きしてるとこの方、物の形に随分こだわりを持たれてる方
だという事が判明。。。
木工からくり抜きまで制作され塗っていく。。。
そしてこんな物も。。。
左側は、シルバーのスープ皿。中には螺鈿がちらほらと。
右は、リゾット用の皿です。何でも仕上げは漆で。でも繊細でカッコイイ。
これだって上にガラスが乗っかってる皿。刺身や珍味を載せたり
イロイロ。こんなのあったら良いな〜と思うものをどんどん作品にされて
いってる様です。
四方皿の数々もさしものではなくり物です。。。湯のみも。。。
でもやっぱり極めつけはコレです。箱の中に入ったパーティー用の
バック。。。市松の赤 パンチがあ効いてるけど品があって素敵でした。
ヴィトン顔負けの逸品モノ。。。ヴィトン買うくらいなら絶対これが
良いと思います。
金具は彫金の方にオーダーされた特注品。
そして名刺入れなんかもお揃いで、この写真は作家さんがお使いのを
撮影させて頂きました。
お品はおフランスにも行かれたそうです。
最後にお茶を御馳走になりましたが、こんな感じで。
エッジの所が金属、これも作家さん曰くBARなんかでお酒とおつまみを
載せてちょいと出す感じ。。。
土井さんと数十分間イロイロお話させて頂きましたが作り手と使う方の
気持ちになったりしながら、ある時にはカップの中の水になって注がれる
事を考える。。。
何から何迄全部御自分で作っちゃう。あっ一つ私と頭の中がシェアされて
たのは、A4サイズのバックに対してのこだわり。。。
京都の本物の手仕事、中々見る事が出来ない企画展だと思います。
良い機会なので是非お時間のある方はどうぞ悠遊さんまで。。。
器らくや悠遊
場所:福岡市南区大橋向野2-4-8 tel 092-554-2220
営業時間:11:00〜19:00 定休日:月